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7 ホール音 

演奏会の際、ホール音に関心をいだき始めたのは、いつのコトだったか・・・。
確信的・鮮鋭な記憶は、2005/?/?兵庫県立芸術文化センター開館当日、(大ホールの5日連続の「第九」が完売で)知識皆無で、小ホールを体験したコト。8角形ホールの高い天井と、ホール音に魅せられた。
本宅至近地に空き地があり、洒落たレストランでも出来ないかなァ・・・と、夫婦で話していた。ある日、「マンションが建つらしいワヨ!」「モデルルームがあるらしい」「アナタ今日非番でシヨ!」で、出かけた。低価格室なら、(ボーナス支払いを除き)月々の支払いは自身の小遣い範囲内。で、当時、WAVE MUSIC SYSTEM を入手していたコトで、「音を鳴らして良いですか?」と尋ねたら、「どうぞ!」と。持ち込んで鳴らしたら、ホール音が響いた。
契約するに際し、妻が対面式キッチンを嫌った。北西端、南東端の2室が壁面キッチン。山陰の冬を考慮すると、北西端の部屋はダメで、南東端のみ!
また、妻談「低層階は景色が悪い。6-9階は歩いて上がるのに難あり」で、5階を選択。
さらに、建築着工前だったので、アレンジを申し出て、受諾された。
四畳半の部屋は収納を皆無にし、厚いベニヤ板を壁面・上面に置いて、表面は平坦のクロス。(別の2室をつなげ、ウォークインクローゼットを設置。キッチンに収納庫を作り・・・。)
入居直前に、担当者が「音は上に上がり易い」と。で、彼が6階の直上室に居て、音量を上げて鳴らした。「大丈夫です。聞こえません」と。で、一段落。
小さな部屋ゆえ、WAVE MUSIC SYSTEM が適当だが、フルオーケストラ曲は重低音が鳴らないので不向きで、室内楽ホール(~MOZARTなど小編成室内オーケストラまで)として納得して聴いていた。
ところが、直下の5階に入居した夫婦がナーバスで、「音が響く」と苦情!
転じて、新聞折込に至近地に空き地の情報が!妻は同じチラシを2度目に目にした際、小生に情報提供した。当時、夫に先立たれ、独居生活となった妻の母が、一人娘の近くに居を移したい願いを持っていた。種々の経緯があり、新築が決定したが、土地代と1階部分はOKだが、天井を作る資金がないと判明。ならばと、屋根の北側を低くし、道路(・駐車場)側の南面に雪が落ちない片屋根構造の二階建てとし、南端に自身の視聴覚を設計。建築士に、可能な限り天井を高くし、部屋の6面を硬い木材とし・・・。
素人計算で、通常居室の天井2.4mより、70cmは高く出来るとみていたが、結果、1.1m上がった。天井高3.5mの6畳相当の間で、北側には、玄関の上部分に収納庫を設け、北東側隣の居宅(・駐車場スペース)に音が漏れないように配慮した。南西側は飲食店の駐車場で、南東側は自宅駐車場~道路。残る北西側は、端に居室を、階段につながる間の空間をホワイエと称し、多目的クッション空間とした。
ホールの硬い木は、建築士提案で、合板の床材を活かした。ニスは薄めにし、外側に防音マット、防音ラバーの3重構造とした。出入口は防音ドア。
建築士談「ピアノを置くのに音が外に漏れないような部屋の設計は再々」「音を反射させる部屋の設計は初めて」と。
完成時、BOSE システムで、マーラーの3番(マリス・ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルト・ヘボウ)を鳴らしたら、大太鼓が鼓膜に強く響き、怖れを抱いた。
壁面に主に ジョアン・ミロ作品を掲げるなど、モノを置いた後、徐々に音が落ち着き、室内楽からフルオーケストラ曲まで、納得し得るホール音を堪能している。
その昔、大阪に(旧)フェスティバルホールが出来た当初「天井から音が降って来る」的な発言が・・・。要するにホール音であり、それまでホール音が響く専用ホールが無かったと理解している。
自室では、ミュージカル、例えば、【オペラ座の怪人】では天井方向から音が聞こえるコトも。
さらに、映画なら、映画館並みの音量・響きで・・・。これまた、音の作り込み所以と、素人の見方をしているが、多方向から音が聞こえる作品もある。
ちなみに、クラシック音楽映像作品が、屋外(ウィーンフィル:シェーンブルン宮殿庭園、ベルリンフィル:ワルトビューネ)の場合は、ホール音が皆無!
維持費は、照明や夏・冬季(冷暖房は最小限)の電気代のみ。
結果として、生涯を通じて、貴重・かけがえのないホールに恵まれたコトになった。
感謝至極です。

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収納庫には、カヤック類・・・アレコレも

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関連)頁内リンク ★ クラシック音楽鑑賞と兵庫県立芸術文化センター 

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